日本(にほん)の１年(ねん)「４月(がつ)」

日本(にほん)では、４月(がつ)に学校(がっこう)や会社(かいしゃ)が始(はじ)まります。４月(がつ)はスタートの季節(きせつ)です！

【エイプリルフール】（April fools’ Day）

４月(がつ)１日(ついたち)はエイプリルフールです。うそを言(い)ってもいい日(ひ)です。

人(ひと)が嫌(いや)な気持(きも)ちにならないうそがいいですね。おもしろいジョークでたくさん笑(わら)いましょう。

【お花見(はなみ)】

３月(がつ)の終(お)わりごろから少(すこ)しずつ桜(さくら)が咲(さ)きます。

30％ぐらい咲(さ)くことを三分(さんぶ)咲(ざ)きといいます。50％ぐらいで五分(ごぶ)咲(ざ)き、70％ぐらいで七分(しちぶ)咲(ざ)きです。

そして、花(はな)が全部(ぜんぶ)咲(さ)くことを満開(まんかい)といいます。

たくさんの人(ひと)が満開(まんかい)を待(ま)っていて、きれいに咲(さ)いた桜(さくら)を見(み)て楽(たの)しみます。

桜(さくら)の下(した)で、食(た)べたり飲(の)んだりする人(ひと)も多(おお)いです。

お花見(はなみ)弁当(べんとう) や桜(さくら)のお菓子(かし)、お酒(さけ)などを作(つく)ったり買(か)ったりして、お花見(はなみ)に持(も)っていきます。

【「桜(さくら)」のことば】

●桜(さくら)吹雪(ふぶき)

桜(さくら)の花(はな)が風(かぜ)で雪(ゆき)みたいに見(み)えます。道(みち)がピンク色(いろ)になって、きれいです。

●夜桜(よざくら)

夜(よる)見(み)る桜(さくら)の花(はな)を夜桜(よざくら)といいます。

月(つき)の下(した)の桜(さくら)もきれいです。ライトアップで花(はな)がよく見(み)えます。

●桜餅(さくらもち)

桜餅(さくらもち)は、ピンク色(いろ)の餅(もち)を桜(さくら)の葉(は)で巻(ま)いて作(つく)ります。

関東(かんとう)地方(ちほう)と関西(かんさい)地方(ちほう)では、餅(もち)の材料(ざいりょう)が違(ちが)います。

関東(かんとう)地方(ちほう)は「長命寺(ちょうめいじ)」といって、小麦粉(こむぎこ)で作(つく)ります。関西(かんさい)地方(ちほう)は「道明寺(どうみょうじ)」といって、もち米(ごめ)で作(つく)ります。

どちらも中(なか)にあんこが入(はい)っています。甘(あま)くておいしいですよ。

長命寺(ちょうめいじ)

道明寺(どうみょうじ)

●桜(さくら)湯(ゆ)

桜(さくら)湯(ゆ)は、桜(さくら)の花(はな)をお湯(ゆ)に入(い)れた飲(の)み物(もの)です。

結婚式(けっこんしき)のときなどに飲(の)みます。桜(さくら)の花(はな)は塩(しお)で味(あじ)をつけます。

【入学式(にゅうがくしき)、入社式(にゅうしゃしき)】

４月(がつ)は入学式(にゅうがくしき)や入社式(にゅうしゃしき)があります。

学校(がっこう)や会社(かいしゃ)に入(はい)って、新(あたら)しい生活(せいかつ)が始(はじ)まります。ちょっとドキドキしますね！

楽(たの)しみながら、新(あたら)しい友(とも)だちを作(つく)ったり、仕事(しごと)を覚(おぼ)えたりしたいですね。

【昭和(しょうわ)の日(ひ)】

４月(がつ)29日(にち)は昭和(しょうわ)の日(ひ)です。昭和(しょうわ)天皇(てんのう)の誕生(たんじょう)日(び)で、学校(がっこう)や会社(かいしゃ)は休(やす)みです。

４月(がつ)の終(お)わりから５月(がつ)のはじめは休(やす)みが続(つづ)きます。楽(たの)しみですね！

文：新階由紀子

画像：イラストAC／写真AC

(2024.3.29)