１．米久
１．住所：東京都台東区浅草2-17-10
２．行き方：東京メトロ銀座線浅草駅から歩いて10分
３． おすすめメニュー：牛鍋（トク）3,790円
店の玄関にはいくつも提灯という日本の伝統的なライトが下がっていて、ふんいきのいいお店です。店に入ると、お店の人が太鼓をドンとたたいてお客さんが来たことを知らせます。赤いじゅうたんを敷いた店内は、椅子の席と畳の席から選べます。席に着くと、お店の人が鉄鍋に割下というスープを注ぎます。最初に豆腐、こんにゃく、ねぎを入れて、最後に春菊を入れます。牛肉は薄く大きめに切られていて、ピンク色です。牛肉なので赤い部分が少し残っていても大丈夫です。お肉は舌の上でとろけるような柔らかさで、旨みたっぷりです。生卵につけて食べるのがふつうです。ご飯に乗せて食べてもおいしいです。肉だけでなく、ねぎや豆腐に割下がしみ込んで特においしいです。春菊の苦さで味が引き締まります。このお店は、高村光太郎という詩人の「米久の晩餐」という詩に描かれたことでも有名です。
２．しゃぶしゃぶつかだ渋谷スクランブルスクエア店
１．住所：東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア12F
２．行き方：JR山手線渋谷駅から歩いて3分
３．おすすめメニュー：「A4和牛ブリスケ」と「豚肉ゆめの大地肩ロース」しゃぶしゃぶ 2,200円
日本産の牛を和牛と呼びますが、和牛は肉の質がいいことで世界で高い評価を受けています。その中でも最高ランクがA5で、数字が大きいほど評価の高い肉です。しゃぶしゃぶは肉をお湯に入れてすぐに出して食べます。牛肉は生でも食べられるので、赤い部分が残っていても大丈夫です。むしろあまり熱を通しすぎると肉が固くなってしまいます。あっさりしたポン酢だれと、こってりしたごまだれの両方で食べます。ボウルに山盛りの野菜も火を通すと小さくなって、全部食べることができてしまいます。駅のすぐそばの高層ビルの12階にあるので、ながめもとてもいいお店です。
５．駒形どぜう本店
１．住所：東京都台東区駒形1-7-12
２．行き方：都営地下鉄浅草線浅草駅から歩いて2分
３． おすすめメニュー：どぜうなべ・さきなべ 2,050円柳川なべ 2,080円
200年の歴史があるお店で、どじょう料理のお店です。川や池でとれる魚である「どじょう」は古くから「どぜう」とも呼ばれています。このお店の名物であるどじょうの鍋料理は江戸で生まれました。骨を抜いてから作る「割き鍋」、骨が残ったまま作る「どぜう鍋」、卵で煮込む「柳川鍋」の３種類の鍋料理があります。どの鍋もねぎとごぼうをたっぷり入れます。しょうゆ味で煮込まれたどじょうはとても柔らかく、骨まで食べることができます。鍋料理にしては値段も安いです。
文・写真：野猿
(2021.12.27)
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