おいしいお店「餃子(ぎょうざ)」

餃子(ぎょうざ)は、主(おも)に中華料理店(ちゅうかりょうりてん)で出されます。小麦粉(こむぎこ)でできた皮(かわ)で、細(こま)かく切った肉やエビ、野菜(やさい)などを混(ま)ぜたものを包(つつ)みます。この餃子(ぎょうざ)の中身(なかみ)のことをあんと言います。餃子(ぎょうざ)は料理方法(ほうほう)によって、呼(よ)び方(かた)が変(か)わります。ゆでた餃子(ぎょうざ)は水餃子(すいぎょうざ)、焼(や)いた餃子(ぎょうざ)は焼(や)き餃子(ぎょうざ)、蒸(む)した餃子(ぎょうざ)は蒸(む)し餃子(ぎょうざ)、油で揚(あ)げた餃子(ぎょうざ)は揚(あ)げ餃子(ぎょうざ)です。餃子はサイドメニューとしても人気で、安くて注文しやすいので、多くの人に親しまれています。

【おいしいお店】

１．昇龍(しょうりゅう)

①住所(じゅうしょ)：東京都(とうきょうと)台東区(たいとうく)上野(うえの)6-10-14

②行き方：ＪＲ山手線(やまのてせん)御徒町駅(おかちまちえき)から歩いて4分

③おすすめメニュー：餃子(ぎょうざ)500円

上野(うえの)の「アメ横(よこ)」というにぎやかな通りにある人気店(にんきてん)です。この店の餃子(ぎょうざ)はとにかくサイズが大きいです。皮(かわ)はパンのように厚(あつ)く、歯(は)ごたえがあり、これがとてもおいしくてお腹(なか)いっぱいになります。ラーメンといっしょに注文すると、両方(りょうほう)は食べ切れないくらいです。「食(た)べログ餃子(ぎょうざ)百名店(ひゃくめいてん)」にも選(えら)ばれているお店です。

２．龍門(りゅうもん)

①住所(じゅうしょ)：東京都(とうきょうと)大田区(おおたく)西糀谷(にしこうじや)3-35-3

②行き方：京急空港線(けいきゅうくうこうせん)大鳥居駅(おおとりいえき)から歩いて5分

③おすすめメニュー：餃子(ぎょうざ)半ライス　540円

老夫婦(ろうふうふ)が作る焼(や)き餃子(ぎょうざ)の店です。カウンター席(せき)のみでわずか６席(せき)しかありません。一皿(ひとさら)に６つの餃子(ぎょうざ)がのっています。あんを包(つつ)んだ皮(かわ)は、こんがりと焼(や)かれ、プルプルしています。柔(やわ)らかくて、はしで取(と)ると皮(かわ)がすぐに破(やぶ)れてしまうので、ご飯に乗(の)せていっしょに食べます。餃子(ぎょうざ)の中の細(こま)かく切られたねぎとキャベツをかむと、シャリシャリした食感(しょっかん)が楽しめます。餃子(ぎょうざ)は210円で大もりにすることができて、数(かず)は倍(ばい)になりお得(とく)です。お店の人とお客(きゃく)のコミュニケーションも盛(さか)んで、アットホームな雰囲気(ふんいき)です。ここも「食(た)べログ餃子(ぎょうざ)百名店(ひゃくめいてん)」に選(えら)ばれているお店です。

３．歓迎(かんげい)

①住所(じゅうしょ)：東京都(とうきょうと)大田区(おおたく)蒲田(かまた)5-13-26大田区(おおたく)生活(せいかつ)センター1F

②行き方：ＪＲ京浜東北線(けいひんとうほくせん)蒲田駅(かまたえき)東口(ひがしぐち)から歩いて3分

③おすすめメニュー：羽根(はね)つき焼餃子(やきぎょうざ)300円

蒲田(かまた)には餃子(ぎょうざ)のおいしいお店が多いですが、ここは最(もっと)も有名で大きなお店です。特に「羽根(はね)つき焼餃子(やきぎょうざ)」は、誰(だれ)もが愛(あい)する蒲田(かまた)の名物(めいぶつ)です。餃子(ぎょうざ)を焼(や)くときに、水で溶(と)いた小麦粉(こむぎこ)を入れると、餃子(ぎょうざ)に羽根(はね)ができます。今では全国で人気の羽根(はね)のついた餃子(ぎょうざ)ですが、この焼(や)き方(かた)をはじめに考えた店がここだと言われています。何を注文しても、安くておいしいお店ですが、やっぱりここに来たらこれです。パリパリした羽根(はね)の食感(しょっかん)を楽しみながら、モチモチした皮(かわ)と、中から汁(しる)があふれる熱(あつ)い餃子(ぎょうざ)を口にする喜(よろこ)びが味わえます。

４．りんりん

①住所(じゅうしょ)：東京都(とうきょうと)足立区(あだちく)千住中居町(せんじゅなかいちょう)17-14

②行き方：東京(とうきょう)メトロ日比谷線(ひびやせん)・千代田線(ちよだせん)北千住駅(きたせんじゅえき)西口(にしぐち)から歩いて7分

③おすすめメニュー：餃子(ぎょうざ)260円

大きな通り沿(ぞ)いにある小さな中華料理店(ちゅうかりょうりてん)です。メニューを見ると信(しん)じられないくらい安い値段(ねだん)が並(なら)んでいます。「どうしてこの値段(ねだん)でやっていけるの？！」と叫(さけ)びたくなります。味も「ちゃんとしている」なんてレベルではなく、とてもおいしいお店です。餃子(ぎょうざ)はプルンとした皮(かわ)で、薄(うす)くて軽(かる)く食べやすい形(かたち)です。

５．大連(だいれん)

①住所(じゅうしょ)：東京都(とうきょうと)港区(みなとく)芝(しば)5-15-3大連(だいれん)ビル

②行き方：都営地下鉄(とえいちかてつ)三田線(みたせん)・浅草線(あさくさせん)三田駅(みたえき)より歩いて5分

③おすすめメニュー：海老焼餃子(えびやきぎょうざ)500円

「海老焼餃子(えびやきぎょうざ)」はかむと、ジュワッと中から汁(しる)が流(なが)れ出(で)てきます。そして、中にはプルンとした海老(えび)がたっぷり入っています。何よりも値段(ねだん)が安いのが魅力的(みりょくてき)です。周辺(しゅうへん)のサラリーマンが年齢(ねんれい)を問(と)わず続々(ぞくぞく)と集まってくる頼(たよ)れる食堂です。

６．蘭州(らんしゅう)

①住所(じゅうしょ)：東京都(とうきょうと)葛飾区(かつしかく)立石(たていし)4-26-12

②行き方：京成押上線(けいせいおしあげせん)京成立石駅(けいせいたていしえき)より歩いて1分

③おすすめメニュー：パクチー水餃子(すいぎょうざ)450円、焼餃子(やきぎょうざ)400円

夜しか開いていない、カウンター席(せき)だけの小さな中華料理店(ちゅうかりょうりてん)です。老夫婦(ろうふうふ)が作ってくれます。「パクチー水餃子(すいぎょうざ)」は少し小さくて、モッチリとした上品なおいしさです。餃子(ぎょうざ)の上にたっぷり散(ち)らされたパクチーが水餃子(すいぎょうざ)を引(ひ)き立てます。熱々(あつあつ)の「焼餃子(やきぎょうざ)」は、カリッと焼(や)かれていて、皮(かわ)はモチモチです。

餃子(ぎょうざ)をかむと、汁(しる)が飛(と)び出します。一皿(ひとさら)がそんなに多くないので、どんどんお腹(なか)に入っていきます。ここも「食(た)べログ餃子(ぎょうざ)百名店(ひゃくめいてん)」に選(えら)ばれているお店です。

文・写真：野猿

(2021.11.15)