日本語多読道場 yomujp
ラーメン、うどん、そば、みなさんは日本(にほん)のどんな麺(めん)が好(す)きですか。ラーメンが好(す)きな人(ひと)はきっと多(おお)いでしょうね。では、そばやうどんはどうですか。もう食(た)べましたか。そばを食(た)べたことがある人(ひと)も、まだ食(た)べていない人(ひと)も、おいしくて、体(からだ)にいいそばについて、もっと知(し)ってみませんか。
ざるそば
これは「ざるそば」という冷(つめ)たいそばです。
鴨(かも)南蛮(なんばん)そば
これは「鴨(かも)南蛮(なんばん)そば」という温(あたた)かいそばです。
そばには、冷(つめ)たいそばと温(あたた)かいそばがあります。冬(ふゆ)に冷(つめ)たいそばを食(た)べてもいいし、夏(なつ)に温(あたた)かいそばを食(た)べてもいいです。そして、「てんぷらそば」、鴨(かも)という鳥(とり)の肉(にく)を使(つか)った「鴨(かも)南蛮(なんばん)そば」、「きのこそば」など、いろいろなそばがあります。
油(あぶら)揚(あ)げの入ったきつねそば
きつね
「きつねそば」というそばもありますが、動物(どうぶつ)のきつねの肉(にく)は入(はい)っていません。これは、油(あぶら)揚(あ)げという豆腐(とうふ)のフライが入(はい)ったそばです。なぜ「きつね」そばというか知(し)っていますか。それは、昔(むかし)の人(ひと)はきつねが油(あぶら)揚(あ)げを好(す)きだと思(おも)っていたからです。
わんこそば
そばを入(い)れるbowlをお椀(わん)といいます。
テーブルの上(うえ)にお椀(わん)がたくさんありますね。これは「わんこそば」という岩手(いわて)県(けん)のそばの食(た)べ方(かた)です。一人(ひとり)で、小(ちい)さいそばを、できるだけたくさん食(た)べます。男(おとこ)の人(ひと)は60から80杯(ぱい)、女(おんな)の人(ひと)は30から60杯(ぱい)食(た)べる人(ひと)が多(おお)いそうです。5分(ふん)で258杯(はい)も食(た)べた人(ひと)がいるそうですよ。すごいですね。岩手(いわて)に行(い)ったら、みなさんも食(た)べてみてくださいね。
立(た)ち食(ぐ)いそば
駅(えき)のホームにある「立(た)ち食(ぐ)いそば」のお店(みせ)です。
日本(にほん)にはたくさんそばの店(みせ)があります。町(まち)の中(なか)や駅(えき)のホームで「立(た)ち食(ぐ)いそば」のお店(みせ)を見(み)たことがあると思(おも)います。「立(た)ち食(ぐ)い」は立(た)ったまま食(た)べるという意味(いみ)です。安(やす)くて、すぐ食(た)べられるので、時間(じかん)がないとき、便利(べんり)です。私(わたし)のおすすめは温(あたた)かいそばにコロッケが入(はい)った「コロッケそば」です。おいしいですよ。
そば売(う)り場(ば
そばはスーパーやコンビニで売(う)っています。つゆ(スープ)と麺(めん)とてんぷらを買(か)えば、簡単(かんたん)に「てんぷらそば」が作(つく)れますよ。それから、カップのそばも売(う)っています。これは、カップラーメンと同(おな)じで、お湯(ゆ)を入(い)れるだけです。
そばの花はな
そばの花(はな)です。小(ちい)さくて、かわいいですね。
そばは、おいしいだけじゃなく、体(からだ)にもいい食(た)べ物(もの)です。たくさん食(た)べても大丈夫(だいじょうぶ)なので、ダイエットにおすすめですよ。12月(がつ)31日(にち)の夜(よる)、日本(にほん)ではそばを食(た)べる習慣(しゅうかん)があります。そばの麺(めん)は長(なが)いから、そばを食(た)べて、私(わたし)たちも元気(げんき)に長(なが)くがんばりましょうという意味(いみ)です。これが「年(とし)越(こ)しそば」です。
それでは、みなさん、体(からだ)によくて、おいしいそばをいただきましょう!
文:福永歩
写真:福永歩/フォトAC
(2022.12.2)
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