青島
みなさんは、宮崎県がどこにあるか知っていますか。九州地方の南にあります。宮崎県の東側には太平洋があります。そして、西側には九州山地があります。夏はとても暑くて、冬は暖かいところです。雪が降ることは、ほとんどありません。東京から宮崎まで飛行機で1時間半ぐらいかかります。
宮崎県の有名なところの一つに青島があります。青島は、宮崎市にあるとてもとても小さな島です。島へは、橋を歩いて渡って行きます。小さい島ですから、島の周りをぜんぶ歩くことができます。
青島にはたくさんの緑があって、その中に神社が建っています。名前は、青島神社といいます。島の周りの海には、「鬼の洗濯板」という名前の岩があります。この岩は、まるで波のような形をしています。昔、日本人が洗濯するときに使っていた洗濯板と形が似ていることから、この名前で呼ばれるようになりました。
洗濯板
青島の近くには、青島ビーチ(青島海水浴場)があります。夏になると、たくさんの人がここへ来て、泳いだり砂遊びをしたりします。また、サーフィンやSUP(Stand Up Paddleboard)をして楽しむ人もいます。
サーフィン
青島から4㎞ぐらい南へ行くと、堀切峠というところがあります。ここからは、とてもいい景色を見ることができます。そのため、写真を撮る場所としても有名です。堀切峠に立つと、とても広い太平洋の海を見ることができます。
青島へ行ったら、ぜひ「青島ういろう」を食べてみてください。これは、青島の周りだけで作られているお菓子です。砂糖と米の粉で作ります。甘くてやわらかくて、おいしいお菓子です。
青島ういろう
最後に、宮崎市の有名な食べ物「冷や汁」を紹介します。これは、魚とみそと野菜ととうふで作った冷たいみそ汁です。宮崎の夏は、たいへん暑いです。そこで、宮崎の人は、昔から夏になると、この冷たい「冷や汁」をごはんにかけて食べていました。「冷や汁」は体にとてもいいので、これを食べると暑い夏でも元気に過ごすことができます。
冷や汁
どうですか? 宮崎に行きたくなりましたか? ぜひ一度遊びに来てくださいね!
文:田中利砂子
写真:宮崎市観光商工部観光戦略課/写真AC/田中利砂子
(2023.3.31)