アフタヌーンティー - 日本語多読道場 yomujp

アフタヌーンティー

みなさんはアフタヌーンティーを知(し)っていますか。「アフタヌーン」は午後(ごご)のことで、「ティー」は紅茶(こうちゃ)のことです。アフタヌーンティーはイギリスで生(う)まれた文化(ぶんか)で、昼過(ひるす)ぎに紅茶(こうちゃ)を飲(の)んだり、簡単(かんたん)な食事(しょくじ)を食(た)べたりすることです。

イギリスの文化(ぶんか)「アフタヌーンティー」

アフタヌーンティーをするときは、ティースタンドが使(つか)われます。このティースタンドに食(た)べ物(もの)を置(お)きます。下(した)の写(しゃ)真(しん)を見(み)てください。

ティースタンド

アフタヌーンティーでは、普(ふ)通(つう)１番(ばん)下(した)の皿(さら)にサンドイッチやサラダなどの食(た)べ物(もの)が置(お)かれます。真(ま)ん中(なか)の皿(さら)には、スコーンがあります。スコーンとは、イギリスのスコットランドで生(う)まれたパンのことです。スコーンを食(た)べるときには、バターやジャム、クロテッドクリームなどをのせます。

クロテッドクリーム

スコーン

そして、ティースタンドの１番上(ばんうえ)にはケーキやフルーツなどのデザートが置(お)かれます。これらの食(た)べ物(もの)といっしょに紅(こう)茶(ちゃ)やコーヒーなどの飲(の)み物(もの)を飲(の)みます。

アフタヌーンティーでは、季(き)節(せつ)の食(た)べ物(もの)が使(つか)われます。例(たと)えば、春(はる)にはイチゴのアフタヌーンティー、夏(なつ)なら抹(まっ)茶(ちゃ)のアフタヌーンティー、秋(あき)なら栗(くり)やカボチャのアフタヌーンティーなどを楽(たの)しむことができます。

春(はる)のアフタヌーンティー

夏(なつ)のアフタヌーンティー

秋(あき)のアフタヌーンティー

東京(とうきょう)では「アマン東京(とうきょう)」「コンラッド東京(とうきょう)」「ザ・リッツ・カールトン東京(とうきょう)」「ホテル雅叙園(がじょえん)東京(とうきょう)」「ホテル椿(つばき)山荘(ざんそう)東京(とうきょう)」「マンダリンオリエンタル東京(とうきょう)」などのホテルでアフタヌーンティーを楽(たの)しむことができます。

イギリスの文化(ぶんか)「アフタヌーンティー」を日本(にほん)にいても楽(たの)しむことができるのは、とても面白(おもしろ)いですね。みなさんはどのホテルに行(い)ってみたいですか。

文：高嶋幸太

写真：写真AC

(2023.5.19)