病だれの漢字
みなさんは「病気」になったら、「病院」へ行きますね。この「病」という漢字は「やまいだれ 疒」という部首が使われています。「やまいだれ 疒」は、人が熱を出してベッドに寝ている様子を表しています。この部首は、病気や体調がよくないことに関係する漢字に使われます。
病気ではなくても、毎日の生活の中で頭やお腹が「痛く」なったり、「疲れ」たりすることがありますね。これらは「頭痛」、「腹痛」と言います。また、長い時間、勉強や仕事をすると、心も体も「疲労」を感じることがあります。
かぜをひくと、せきや鼻水が出ます。熱も出るでしょう。このように「病気」の様子が体の外に現れることを「症状」と言います。長い間、病気が続けば「痩せ」てしまうこともあるかもしれません。
病気ではなく、怪我をすることもあります。軽い怪我ならすぐ治りますが、ひどい怪我なら「痕」が残ることがあります。
また、体に「湿疹」ができたときや、蚊に刺されたときは「痒い」ですね。でも、痒いからといって、掻きすぎると「痕」が残るので、気をつけましょう。
外国に行くと、空港で「検疫」があります。これは、他の国から病気や害虫(人間や動植物に被害を与える虫)が入らないように、検査をするところです。
この他、病気の名前や症状には、やまいだれの漢字が使われています。「天然痘(smallpox)」「赤痢(dysentery)」「潰瘍(ulcer)」「痙攣(convulsions)」「麻痺(paralysis)」などです。
病気になったら、早く「治癒」するように病院などの「医療」機関に行ったほうがいいですね。
最後に、「癖」もやまいだれの漢字です。爪やえんぴつを噛むなどの癖は、病気ではありませんが、意識しないでしてしまう行動です。場合によっては、体に悪い影響を与えることもあるかもしれません。
文:Naoko Ikegami
画像:イラストAC
(2026.2.17)