日本がたくさんの島でできていることが分かります。そのなかで、大きな島が4つあります。北から北海道、本州、四国、九州です。そのほかに小さい島がたくさんあります。
日本の国土は東西、南北に長く、その長さは約3,000キロもあります。ですから、北と南とでは気候が全く違います。冬、北の北海道では雪が積もり、スキーやスノーボードを楽しむことができます。同じ時期、南の地域では、日中、半そでで過ごすことができる日もあります。今日はそんな暖かい沖縄の島々を紹介します。
沖縄の地図を見てみましょう。
東シナ海という海があります。たくさんの島が見えますね。これらが沖縄の島々です。
くわしく見てみましょう。上の方(北)にある一番大きな島が沖縄本島です。沖縄本島には沖縄の中心都市である那覇市があります。
また、沖縄本島に近い古宇利島は、沖縄本島と3つの橋でつながっています。沖縄本島の近くでは、橋を渡って行くことができる島もあるのです。
さて、地図の右側(東)を見てみましょう。北大東島、南大東島という2つの島があります。この2つの島は他の島から少し離れています。泊港から船で行くこともできますし、那覇空港から飛行機で行くこともできます。
左下(南西)にも島がありますね。沖縄本島の南西には宮古島があります。そして、宮古島の周りにもいくつかの島があります。
伊良部島、下地島、来間島、池間島などです。これらの島は宮古島から橋でつながっています。宮古島の橋は長い橋が多いです。特に伊良部大橋という橋は長く、全長3,540メートル (m)もあります。こんなに長い橋ですが、無料で通ることができるのです。橋の上からのながめもいいですよ。
少し離れたところにある島が多良間島です。この島は宮古島から船で行きます。
宮古島の南西にもいくつかの島がありますね。これらの島々を八重山列島と言います。
八重山列島の島々に観光に行く人たちもこの港を利用します。この港で観光客を迎えてくれるのが具志堅用高という元ボクシング世界チャンピオンの銅像です。
具志堅用高さんは石垣島出身で石垣島の英雄です。現役時代はとても強いチャンピオンでした。現役引退後はタレントとして活躍しています。明るく親しみやすい人柄で多くの日本人から愛されています。
沖縄の島々は、東シナ海の東西南北に広がっています。一番東は北大東島。西は与那国島。北は伊平屋島、南は波照間島です。一つ一つの島は小さいですが、東西南北の島々を線で結んでみると、とても広い範囲に散らばっていることが分かります。
有名で人気のある島もありますが、あまり知られていなくても、とても素敵な島もたくさんあります。そんな自分だけのお気に入りの沖縄の島を見つけるのも楽しいですよ。
文:岡野秀夫
写真:岡野秀夫
(2024.9.3)
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