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けものへんの漢字(かんじ)

みなさんは、家でペットを()っていますか。犬ですか、(ねこ)ですか、それとも(ほか)動物(どうぶつ)でしょうか。「(ねこ)」の漢字(かんじ)についているこの部分(ぶぶん)「犭」は「けものへん」と言います。この形は、もともと「犬」という字からできたと言われています。けものへんは、(けもの)(かん)(けい)する漢字(かんじ)に使われます。(けもの)とは、(からだ)()におおわれていて、四本足(よんほんあし)(ある)動物(どうぶつ)のことです。

動物(どうぶつ)の名前には、けものへんがついた漢字(かんじ)がたくさんあります。いくつか見ていきましょう。

まず、けものへんに「良」と書いて「(おおかみ)」と読みます。犬は、(おおかみ)を人間が長い時間をかけて()()らした動物(どうぶつ)だと言われています。また、「(いのしし)」と体形(たいけい)()ている(ぶた)は、(いのしし)を人間が長い時間かけて()()らした動物(どうぶつ)だと言われています。
次に、「(きつね)」や「(たぬき)」も日本の昔話(むかしばなし)絵本(えほん)によく出てくる動物(どうぶつ)です。実際(じっさい)に見たことがなくても、名前を聞いたことがある人は多いでしょう。
(さる)」もけものへんの漢字(かんじ)です。(さる)は、二本足(にほんあし)(ある)くこともありますが、(からだ)()におおわれているので、(けもの)のグループに入るのでしょう。

けものへんの漢字(かんじ)は、動物(どうぶつ)の名前だけではありません。例えば、「()る」「()る」は、どちらも動物(どうぶつ)をつかまえるという意味で、二つの()を合わせると「狩猟(しゅりょう)」という言葉(ことば)になります。

(ねら)う」「()る」も動物(どうぶつ)をつかまえることに関係(かんけい)がある言葉(ことば)です。

また、「(ずる)い」や「(たけ)る」という言葉(ことば)もあります。どちらも、(けもの)の強さや(こわ)さを想像(そうぞう)させる言葉(ことば)ですね。

最後(さいご)に、この漢字(かんじ)は何を表しているでしょうか。

猩猩(しょうじょう)

ヒントは 

動物(どうぶつ)です。

(からだ)()におおわれています。

③一つ目の「(しょう)」は「あかいろ」とも読みます。

(こた)えは…

オランウータンでした!

文:Naoko Ikegami

画像:日本語の絵/写真AC/イラストAC/パブリックドメインQ

(2026.1.16)

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