楽しい話の中で、少しだけ悲しい話をします。高月山に行く途中に、平和の塔という場所があります。休みをとるために、立ち寄ってください。第二次世界大戦の時、日本はアメリカと太平洋で戦争をしました。戦争の終わりのころ、アメリカ軍が沖縄に上陸(海から陸に上がること)し、沖縄の人たちが戦争に巻き込まれてしまいました。最初にアメリカ軍が上陸したのがこの島でした。この時、住民も含めて1,200人の方が亡くなりました。戦後、平和の塔が立てられ、石碑(子孫が忘れないように大切なことを文字にした石)には亡くなった方々のお名前が刻まれています。ここに立ち寄って、戦争のない平和な世界を願いましょう。美しく、今はとても平和なこの島で、そのような悲しいことが起こりました。