少(すこ)し小(ちい)さいと思(おも)います
田中(たなか)さんとクロワッサンさんが散歩(さんぽ)をしています。
公園(こうえん)のとなりに、おしゃれなぼうし屋(や)さんがありました。
田中(たなか)「ちょっと中(なか)に入(はい)りませんか。」
二人(ふたり)は店(みせ)に入(はい)りました。
店(みせ)の中(なか)には、たくさんのぼうしがありました。
田中(たなか)さんは、店(みせ)の人(ひと)に聞(き)きました。
田中(たなか)「試着(しちゃく)してもいいですか?」
店(みせ)の人(ひと)「はい、どうぞ。」
田中(たなか)「クロワッサンさん、このぼうし、どうですか?」
クロワッサン「うーん、少(すこ)し小(ちい)さいと思(おも)います。」
田中(たなか)「これはどうですか?」
クロワッサン「うーん、形(かたち)がちょっと変(へん)だと思(おも)います。」
田中(たなか)「あっ、これかわいいですね!」
クロワッサン「そうですか? 色(いろ)があまりかわいくないと思(おも)います。」
そのとき、クロワッサンさんがいいました。
クロワッサン「あっ! これ、試着(しちゃく)してください!」
田中(たなか)「ちょっと…変(へん)じゃないですか?」
クロワッサン「そんなことないですよ。これが一番(いちばん)いいと思(おも)います!」
田中(たなか)「でも、これはちょっと…」
田中(たなか)「あ、そうだ! これはエッグさんにプレゼントしましょう!」
田中(たなか)さんは、そのぼうしを買(か)いました。
家(いえ)に帰(かえ)って、エッグさんにあげるのが楽(たの)しみです。
文・イラスト:Tanaka
(2024.3.5)
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