この公園(こうえん)には二つの池(いけ)があります。一つはボート池(いけ)。もう一つは三宝寺池(さんぽうじいけ)です。
三宝寺池(さんぽうじいけ)は自然(しぜん)の池(いけ)です。昔、ここには泉(いずみ)がわいていて、池(いけ)ができました。現在(げんざい)でも多くの自然(しぜん)が残(のこ)っています。水の近くに住む鳥もたくさんいます。きれいな鳥ですね。カワセミと言います。
カワセミは木の枝(えだ)から魚をとります。
石神井(しゃくじい)公園(こうえん)ではいろいろな花が咲(さ)きます。まず咲(さ)く花は梅(うめ)です。そして、3月の終わりから4月の初(はじ)めには桜が咲きます。
桜(さくら)と同じころ、菜(な)の花も咲(さき)きます。黄色(きいろ)い菜(な)の花とピンクの桜(さくら)がいっしょに咲(さ)いています。きれいでしょ。
石神井(しゃくじい)公園(こうえん)ではお花見もできます。桜(さくら)が咲(さ)くころ、友人や家族で集まります。そして、桜(さくら)を見ながら食事をしたり、お酒(さけ)を飲むのがお花見です。朝なので、まだ人は集まっていませんね。
でも、池(いけ)の中では鳥が、もうお花見をしていますね。鳥も桜(さくら)が咲(さ)いてうれしそう。
そして、チューリップ。それにハナミズキ。ツツジに、カキツバタも咲きます。
春はたくさんの花が咲(さ)き、木の葉(は)の芽も出ます。池(いけ)の周(まわ)りが一気に明るくなります。新緑(しんりょく)の季節(きせつ)です。
クロード・モネ『ジヴェルニーの日本の橋と睡蓮の池』(フィラデルフィア美術館蔵)
東京(とうきょう)の夏はとても暑(あつ)い。鳥も暑(あつ)そうです。
そんな時は木のかげで休みましょう。
文・写真:岡野秀夫
画像:パブリックドメイン
(2022.3.3)
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