菅原道真 学者/政治家(845年〜903年)
太宰府天満宮
菅原道真
(「束帯天神像」より一部、出典:Colbase)
道真は平安時代に学者の家に生まれたので、学者になりましたが、政治家の仕事もしました。頭がよかった道真は、国の大切な仕事を色々して、大臣になりました。けれど、道真が政治の力を持つことをいやだと思う人も多かったようです。それで、道真のことがきらいな人たちは、道真が娘婿を新しい天皇にするつもりだと天皇に嘘をつきました。道真が、そんなことは考えたことはないとどんなに説明しても、天皇は信じませんでした。だから、道真は罰を受けて、一人で都(今の京都)から九州にある太宰府に行かされました。太宰府は田舎の小さい町で、都みたいな生活はできませんでした。道真は毎日都に帰りたいと思って生活したそうです。けれど、都に帰る前に死んでしまいました。