プラスチックは、とても便利です。
軽くて、強いです。だから、いろいろなものに使います。
日本では、たくさんのプラスチックを使います。
一人の人が1年間に、35kgのプラスチックを捨てています。
世界で2番目に多いです。
(UNEP “SINGLE-USE PLASTICS” (2018) )
今、プラスチックは問題です。
海にプラスチックごみがたくさんあります。
これは、海の生き物に危ないです。
とても小さいプラスチックは、マイクロプラスチックです。
マイクロプラスチックを、魚が食べます。その魚を、人が食べます。
プラスチック問題は、世界のみんなが考えなければなりません。
日本では、新しいルールができました。
前は、スーパーなどで、レジ袋をもらうことができました。
レジ袋は、プラスチックのバッグです。
2020年7月からは、お金を払います。
前は、会社でプラスチックのスプーン、フォーク、ナイフ、ハンガーなどをたくさん作ることができました。
2022年4月からは、たくさん作ってはいけません。
いろいろな人が、プラスチックの問題について考えています。
カルビーは、おかしなどの会社です。
2022年9月から、ポテトチップスのパッケージを変えました。
プラスチックを少なくして、紙を使うパッケージにしました。
「ワンダイブ・ワンクリーンアップ・プロジェクト」は、ダイバーのプロジェクトです。
ダイバーは、海の中で、1つごみを拾います。
ペットボトル1本でもいいです。
(提供/1 Dive 1 Cleanup プロジェクト)
わたしたちに、何ができますか。
スーパーに、マイバッグを持っていくことができます。
学校や会社に、マイボトルを持っていくことができます。
ごみを拾うことができます。
「ごみ拾いSNSピリカ」は便利で、とても楽しいアプリです。
(提供/ごみ拾いSNS「ピリカ」)
このアプリは、2011年に日本の大学生が作りました。
「ピリカ」はアイヌ語で「きれい」です。
今、11か国の人が使っています。
町でごみを拾って、写真をアップします。
みんな「ありがとう!」「おつかれさま」などと言います。
友だちもできて、町も地球もきれいになります。
文:山本絵美
イラスト:1 Dive 1 Cleanup プロジェクト/ごみ拾いSNS「ピリカ」/イラストAC/いらすとや
写真:フォトAC
(2022.11.18)