すしの種類
日本のすしは、世界でも人気があります。そして、たくさん種類があります。
酢を入れたごはんを「酢飯」といいます。
酢飯の上に魚や玉子などの具材をのせたり、酢飯の中に具材を入れたりします。
これは、握りずしです。酢飯の上に魚をのせて、軽く握ります。
これは、ちらしずしです。まず、酢飯を入れて、その上に玉子や魚をのせます。
これは、巻きずしです。のりに酢飯と魚や玉子やきゅうりなどの具材をのせて、巻きます。そして、一口の大きさに切ります。
これも巻きずしですが、手で巻くので、手巻きずしといいます。小さいのりの上に酢飯をのせて、好きな具材をのせて巻きます。
これは、稲荷ずしです。「稲荷」とは、キツネのことです。このすしは、キツネが好きな油揚げの中に酢飯を入れて作ります。油揚げは、とうふを揚げたものです。ちょっと甘くて、おいしいです。
これは、箱ずしです。四角い箱の中に酢飯と魚などの具材を入れて、形を作ります。箱の中に入れて押すので、押しずしとも言います。
Nori Norisa from 熊谷市, Japan, CC BY 2.0 , via Wikimedia Commons
これは、茶巾ずしです。「茶巾」とは、茶道で使う薄いタオルのようなものです。のりのかわりに、茶巾のような薄く焼いた玉子を使って、丸いふくろの形にします。
これは、手まりずしです。「手まり」とは、日本に古くからあるボールのようなものです。このすしは、手まりのように丸いので、食べやすいです。
これは、かき(persimmon)の葉ずしです。酢飯に塩でつけた魚をのせて、かきの葉で巻きます。そして、四角い形にします。
どれもおいしそうですね。みなさんは、どれが食べたいですか。
文:Naoko Ikegami
画像:Adobe Stock/ウィキメディア・コモンズ
(2024.9.20)