日本(にほん)の1年(ねん)「6月(がつ)」
6月(がつ)です。雨(あめ)がたくさん降(ふ)ります。
【梅雨(つゆ)】
6月(がつ)から7月(がつ)は雨(あめ)やくもりの日(ひ)が多(おお)いです。「梅雨(つゆ)」といいます。
梅雨(つゆ)になることを「梅雨入(つゆい)り」、梅雨(つゆ)が終(お)わることを「梅雨明(つゆあ)け」といいます。
天気(てんき)予報(よほう)で「今日(きょう)、九州(きゅうしゅう)地方(ちほう)で梅雨入(つゆい)りしました。」「今日(きょう)、関東(かんとう)地方(ちほう)で梅雨明(つゆあ)けしました。」などと言(い)います。
【雨(あめ)に関係(かんけい)がある言葉(ことば)】
●ざあざあ
雨(あめ)が強(つよ)く、たくさん降(ふ)ることです。
「わあ、雨(あめ)がざあざあ降(ふ)っていますね」などと使(つか)います。
●しとしと
雨(あめ)が優(やさ)しく、静(しず)かに降(ふ)ることです。
「雨(あめ)がしとしと降(ふ)っていますね」などと使(つか)います。
●虹(にじ)
雨(あめ)の後(あと)、虹(にじ)が出(で)ることがあります。
虹(にじ)は日本(にほん)では7つの色(いろ)です。みなさんの国(くに)ではどうですか。
●てるてる坊主(ぼうず)
「てるてる坊主(ぼうず)」は、雨(あめ)がやんで晴(は)れることを願(ねが)って、窓(まど)の近(ちか)くに飾(かざ)ります。
白(しろ)い紙(かみ)や布(ぬの)で作(つく)ります。
【父(ちち)の日(ひ)】
6月(がつ)の3番目(ばんめ)の日曜日(にちようび)は父(ちち)の日(ひ)です。
お父(とう)さん、ありがとう!
【夏至(げし)】
1年(ねん)でいちばん昼(ひる)が長(なが)い日(ひ)です。毎年(まいとし)6月(がつ)21日(にち)ごろです。
関西(かんさい)地方(ちほう)では、タコを食(た)べることもあります。
【あじさい】
6月(がつ)はあじさいがきれいに咲(さ)きます。
青(あお)や紫(むらさき)、ピンクなど、いろいろな色(いろ)のあじさいがあります。
あじさいで有名(ゆうめい)なところがいろいろあります。
■みちのくあじさい園(えん)(岩手県(いわてけん)一関市(いちのせきし))
日本(にほん)で一番(いちばん)広(ひろ)いあじさい園(えん)です。
■明月院(めいげついん)(神奈川県(かながわけん)鎌倉市(かまくらし))
あじさいがきれいなので、「あじさい寺(でら)」といいます。
青(あお)いあじさいがたくさん咲(さ)きます。「明月院(めいげついん)ブルー」と呼(よ)びます。
■下田(しもだ)公園(こうえん)(静岡県(しずおかけん)下田市(しもだし))
とてもたくさんのあじさいを見(み)ることができます。
300万(まん)ぐらい咲(さ)いています。
【祭(まつ)り】
6月(がつ)も祭(まつ)りがいろいろあります。
■YOSAKOIソーラン祭(まつ)り(北海道(ほっかいどう)札幌市(さっぽろし))YOSAKOIソーラン祭(まつ)り公式(こうしき)ホームページ
高知県(こうちけん)の「よさこい祭(まつ)り」と北海道(ほっかいどう)の「ソーラン節(ぶし)」を合(あ)わせてできた祭(まつ)りです。
熱(あつ)い祭(まつ)りですよ!
■山王(さんのう)祭(まつり)(東京都(とうきょうと)千代田区(ちよだく))
日枝(ひえ)神社(じんじゃ)の祭(まつ)りで、「江戸(えど)三大(さんだい)祭(まつり)」のひとつです。
昔(むかし)の着物(きもの)などを見(み)ることができて、江戸(えど)時代(じだい)(1603-1868)に行(い)った気持(きも)ちになります。
■金沢(かなざわ)百万石(ひゃくまんごく)まつり(石川県(いしかわけん)金沢市(かなざわし))
たくさんの人(ひと)が昔(むかし)の着物(きもの)を着(き)て、町(まち)を歩(ある)きます。
文:新階由紀子
画像:写真AC/岡野秀夫/イラストAC
(2024.5.31)
You cannot copy content of this page