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山寺(やまでら)

山寺(やまでら)東北(とうほく)地方(ちほう)山形県(やまがたけん)にあります。山形駅(やまがたえき)から電車(でんしゃ)で20(ぷん)ぐらいで()くことができます。山寺駅(やまでらえき)電車(でんしゃ)()りると、()(まえ)山寺(やまでら)があります。

山寺駅(やまでらえき)

山寺(やまでら)は、本当(ほんとう)は「宝珠山(ほうじゅさん)立石寺(りっしゃくじ)」という(なが)名前(なまえ)です。とても(ふる)いお(てら)で、860(ねん)()てられました。建物(たてもの)だけではなくて、この(やま)全部(ぜんぶ)を「山寺(やまでら)」と()います。

山寺(やまでら

山寺(やまでら)(ひろ)いので、全部(ぜんぶ)()ると1時間半(じかんはん)ぐらいかかります。だから、パンフレットを()て、どこを()るか()めておいたほうがいいです。
ここが登山口(とざんぐち)です。山寺(やまでら)(やま)ですから、がんばって(のぼ)らなければなりません。(やま)一番上(いちばんうえ)まで階段(かいだん)が1,015(だん)もあります。

登山口(とざんぐち)

登山口(とざんぐち)階段(かいだん)(のぼ)ると、「立石寺(りっしゃくじ)本堂(ほんどう)」があります。山寺(やまでら)は860(ねん)からありますが、(いま)立石寺(りっしゃくじ)本堂(ほんどう)は1356(ねん)()てられたものです。ブナの()でつくられた建物(たてもの)(なか)では、一番(いちばん)(ふる)建物(たてもの)です。

立石寺(りっしゃくじ)本堂(ほんどう

この(ひと)松尾(まつお)芭蕉(ばしょう)です。(かれ)は1689(ねん)山寺(やまでら)()たとき、「(しず)かさや(いわ)にしみいる(せみ)(こえ)(しず)かだなあ。(せみ)(こえ)(いわ)にしみいるようだ)」という俳句(はいく)()みました。この俳句(はいく)山寺(やまでら)はとても有名(ゆうめい)になりました。

松尾芭蕉(まつおばしょう)(ぞう

(すこ)()くと山門(さんもん)があります。ここで料金(りょうきん)(はら)います。大人(おとな)一人(ひとり)300(えん)です。いよいよ(やま)(のぼ)ります!

山門(さんもん

でも、その(まえ)(ちから)こんにゃくを()べましょう。山寺(やまでら)(ちから)こんにゃくが有名(ゆうめい)です。(ちから)こんにゃくを()べると元気(げんき)になります。さあ、(のぼ)りましょう!

(ちからこんにゃく

(みどり)(おお)くて、とても(しず)かです。あ、(せみ)(こえ)()こえます。途中(とちゅう)(やす)んだり、写真(しゃしん)()ったりしながら、(のぼ)りましょう。

山寺(やまでら)階段(かいだん

(つか)れた~。あ、きれいな(もん)()えました。仁王門(におうもん)です。仁王門(におうもん)は、ちょうど(やま)半分(はんぶん)ぐらいのところにあります。

仁王門(におうもん

(のぼ)っても(のぼ)っても階段(かいだん)(つづ)きます。でも、けっこう(たか)いところまで(のぼ)って()ました。あともう(すこ)し。

山寺(やまでら)からの景色(けしき

()きました! (やま)一番上(いちばんうえ)にある、この建物(たてもの)は「奥之院(おくのいん)」と()います。奥之院(おくのいん)は、お(てら)のお(ぼう)さんが()()いて修行(しゅぎょう)する道場(どうじょう)です。

奥之院(おくのいん

(やま)(くだ)るとき、「五大堂(ごだいどう)」に()って()きましょう。ここから()景色(けしき)が、山寺(やまでら)一番(いちばん)きれいです。

五大堂(ごだいどう)

Tak1701d(2017) 立石寺 五大堂 CC BY-SA 3.0

山寺(やまでら)(はる)(なつ)(あき)(ふゆ)、どの季節(きせつ)もきれいです。(はる)は、うすいピンク(いろ)(さくら)()きます。(なつ)(みどり)がきれいです。(あき)紅葉(こうよう)(ふゆ)(ゆき)景色(けしき)もすてきですよ。

(あき)山寺(やまでら

五大堂(ごだいどう)から()(ゆき)景色(けしき)

下山口(げざんぐち)まで()りてきました。たくさん運動(うんどう)したから、おなかが()きました。電車(でんしゃ)()(まえ)に、そば()さんでおいしいそばを()べましょう!

文:遠藤和彦・佐藤えり子

写真:佐藤えり子/写真AC/ウィキメディア・コモンズ

(2021.9.10)

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