(つじ)(しん)()(ろう) (じつ)(ぎょう)()(1927年〜 )

みなさん、一度(いちど)ハローキティを見たことがあるでしょう。日本の人はよく「キティちゃん」と()びます。キティちゃんはサンリオという会社が作ったキャラクターで、日本のかわいい文化(ぶんか)のシンボルです。そして、そのサンリオを作ったのが(つじ)(しん)太郎(たろう)です。
1927年に()まれた(つじ)は、学生の時に戦争(せんそう)経験(けいけん)しました。その戦争(せんそう)友達(ともだち)がたくさん()にました。それから、世界(せかい)のみんながどうやって仲良(なかよ)くなれるか(かんが)えました。(つじ)はみんなが小さいプレゼントをあげたら、仲良(なかよ)くなれるかなと思いました。それで、会社を作って、ペンやハンカチを売ることにしました。そして、オリジナルのキャラクターを使(つか)ったかわいい商品(しょうひん)を作って、サンリオは人気(にんき)になりました。
(つじ)のモットーは「お金をかせぐビジネス」ではなくて、「みんなが仲良(なかよ)くなるビジネス」です。だから、いい商品(しょうひん)があるのに、それが売れない会社があったら、ぜひサンリオのキャラクターを使(つか)ってほしいと思っています。(たと)えば、ぜんぜん売れないお菓子(かし)も、パッケージにキティちゃんを使ったら、売れるかもしれません。だから、たくさんの会社がキティちゃんとコラボしています。今、キティちゃんはたくさんの()(もの)やおもちゃ、キャラクターとコラボしていて、キティちゃんの商品(しょうひん)全部(ぜんぶ)で5万種類(しゅるい)もあります。

写真:写真AC

公開:2024.6.11

————続きは本書をご覧ください。

『The Great Japanese 20の物語[初級]―人物で学ぶ日本語―』

石川智・米本和弘・森祐太[著]

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