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うかんむりの漢字

(いえ)」には屋根(やね)があります。屋根(やね)は家の上にあって、家を「(まも)って」います。(あたま)の上にかぶるものを「かんむり」と言いますが、漢字の上にあるパーツも「かんむり」と言います。前に紹介(しょうかい)した「(くさ)かんむり」もその一つです。

「うかんむり」は家の屋根(やね)(かたち)からできた部首(ぶしゅ)で、カタカナの「ウ」に()ているので、「うかんむり」と()ばれています。うかんむりの漢字は、家や建物に関係(かんけい)があるものが多いです。見ていきましょう。

家は人が住むところですが、(ほか)の人の家を「お(たく)」と言います。学校や会社が用意した、学生や社員が住む建物を「(りょう)」と言います。

うかんむりの漢字は、家の中の場所(ばしょ)の名前にも使われています。「(しつ)」という漢字は、部屋(へや)という意味です。()部屋(へや)は「寝室(しんしつ)」、お風呂(ふろ)がある部屋(へや)は「(よく)(しつ)」と言います。また、「お(きゃく)さん」のための部屋(へや)は「客室(きゃくしつ)」と言います。

学校の中は、どうでしょう。学生が勉強する部屋(へや)は「(きょう)(しつ)」、本を読む部屋(へや)は「図書(としょ)(しつ)」です。料理を作る「調理(ちょうり)(しつ)」や理科(りか)実験(じっけん)をする「理科(りか)(しつ)」もあります。

家や建物とは関係(かんけい)がない、うかんむりの漢字もたくさんあります。

(やす)い」「(さむ)い」「(さび)しい」などの形容詞(けいようし)もよく使われます。

学生がする「宿(しゅく)(だい)」、日本で一番(いちばん)高い山の「()士山(じさん)」、果物(くだもの)の「()(じつ)」、そして「()(ちゅう) 」なども見たことがあるでしょう。

これらのほかにも、「(たから)(もの)」や「お(まも)り」、ご(はん)とおかず、おみそ(しる)がセットになった「(てい)(しょく)」、何かを入れる「(よう)()」などの漢字にも、うかんむりが使われています。

最後(さいご)に、新年会(しんねんかい)忘年会(ぼうねんかい)などの「(えん)(かい)」にも、うかんむりの漢字が入っていますね。

もちろん、漢字の「()」もうかんむりの漢字です!

文:Naoko Ikegami

画像:日本語の絵/写真AC/イラストAC

(2026.3.10)

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