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()へんの漢字(かんじ)

私たちは、毎日手を使っていろいろなことをしますね。(たと)えば、手の「(ゆび)」でボタンを「()します」。これらの漢字に使われているのが「手へん 扌」という部首(ぶしゅ)です。「手へん 扌」は、手や手の動作(どうさ)関係(かんけい)がある漢字に使われています。

私たちは手を使って、写真を「()ったり」、()を「() いたり」します。

また、ボールを「()げたり」「 ()ったり」します。野球(やきゅう)では、ボールを()げる人を「(とう)(しゅ)」、()つ人を「()(しゃ)」と言います。

みなさんは、よく携帯(けいたい)電話を使いますか。「(けい)(たい)」は「持つ」という意味(いみ)です。外に出るときは、携帯(けいたい)電話を持って出かけますね。

人と「(あく)(しゅ)」をするときも、手を使います。この漢字は「(にぎ)」とも読みます。おにぎりは、ごはんを手で(にぎ)るから、おにぎりという名前になりました。

こっちへ来てと「(まね)いたり」、(いや)だと言って「(こば)」のも、手を使って表現(ひょうげん)します。同じ漢字を使って、「(まね)く」は「(しょう)(たい)」する、「(こば)む」は「(きょ)()」とも言います。

(そう)()」をするときも手を使います。(ゆか)を「()いて」テーブルを「()きます」。また、ゴミを「(ひろ)ったり」「()てたり」します。
(あそ)ぶときにも手を使います。「()(がみ)」を「()ったり」、ゲームでサイコロを「()ったり」します。そして、何かを「(さが)したり」「(つか) まえたり」…。

手を使う動作(どうさ)は、本当(ほんとう)(かぞ)えきれませんね。

文:Naoko Ikegami

画像:日本語の絵/イラストAC/写真AC

(2024.12.24)

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