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(にち)へんの漢字(かんじ)

太陽(たいよう)(かたち)からできた「日」という漢字は、「(にち)()」や「()(かん)」、「(めい)(あん)」など、太陽(たいよう)の動きに関係(かんけい)する漢字に多く使われています。今回(こんかい)は、「(にち)へん」の漢字がどのような言葉(Words)に使われているのか見ていきましょう。

(にち)へんに月と書くと、「(あか)るい」という漢字になります。反対(はんたい)の意味の「(くら)い」にも(にち)へんが使われています。

「明るい」に日を足すと「明日(あした)」になります。明日(あした)反対(はんたい)は「昨日(きのう)」です。おとといは「(いっ)昨日(さくじつ)」、あさっては「(みょう)()(にち)」と書きます。

一日の時間を(あらわ)す「(ひる)」や「(ばん)」、一週間を(あらわ)す「(よう)()」にも日が使われています。

天気を(あらわ)言葉(Words)にも(にち)へんの漢字が使われています。太陽(たいよう)が青い空に出ているとき、天気は「()れ」ですが、(くも)があるときは「(くも)り」になります。「日」は漢字の左側(ひだりがわ)だけでなく、「(くも)り」や「(ひる)」のように、漢字の上や真ん中にあることもあるんですね。

日本では、春は「(あたた)かい」ですが、夏はとっても「(あつ)い」です。

まだまだ見ていきましょう。

夜は、空に月や「(ほし)」が(かがや)いて、きれいですね。「()(けい)」を「(なが)める」のも、楽しいです。

夜が()けるころを「(あかつき)」と言います。朝「(はや)く」起きると、だんだん明るくなって、太陽(たいよう)が「(のぼ)って」くるのが見られます。

みなさんは、「(しゅん)」という言葉(Words)を知っていますか。「(しゅん)」は、野菜(やさい)果物(くだもの)、魚などの食べ物が一番(いちばん)おいしいときのことです。(たと)えば、イチゴは「(はる)」が(しゅん)果物(くだもの)ですし、サツマイモは秋が(しゅん)野菜(やさい)です。

(しゅん)のおいしい食べ物でグルメ「(ざん)(まい)(gourmet absorption)」は、いかがですか。

文:Naoko Ikegami

画像:日本語の絵/イラストAC/写真AC

(2025.12.9)

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