しかし、燃やしたらごみが消えてなくなるわけではありません。ごみが燃えると、灰になります。この灰は、山や海にある最終処分場というところに運ばれて、埋立地の一部になります。北海道のモエレ沼公園は、ごみを埋め立てた後に作られた公園です。東京湾にもごみが埋め立てられてできた土地がいくつかありますし、大阪湾にも夢洲という埋立地があります。夢洲の一部がごみの最終処分場になっています。海は広いですが、埋め立てられる場所には限りがあります。このまま、ごみをどんどん出し続けると、いつか埋め立てる場所がなくなってしまいます。