虫（むし） - 日本語多読道場 yomujp

虫 ( むし )

春 ( はる )

赤(あか)い体(からだ)に黒(くろ)い星(ほし)。テントウムシです。小(ちい)さくて、かわいいですね。

テントウムシ

ミツバチは花(はな)の蜜(みつ)を吸(す)います。そして、その蜜(みつ)を巣(す)へ持(も)って帰(かえ)ります。ミツバチはよく働(はたら)きます。

ミツバチ

チョウです。この白(しろ)いチョウはモンシロチョウと言(い)います。モンシロチョウは野(や)菜(さい)の畑(はたけ)によくいます。

モンシロチョウ

Toshihiro Gamo(2013), Small Cabbage White and Wild Chrysanthemum ,CC BY2.0

夏(なつ)

ミーン、ミーン、ミーン。これは、なんの音(おと)？

セミです。セミはおなかから大(おお)きい音(おと)を出(だ)します。あっちこっちにいますから、とてもにぎやかです。

セミ

Ryosuke Yagi(2012) , CC BY2.0

カブトムシです。子(こ)どもたちはカブトムシが大(だい)好(す)きです。力(ちから)が強(つよ)くて、かっこいいです。でも、昼(ひる)は寝(ね)ています。

カブトムシ

夏(なつ)は蚊(か)が多(おお)いです。蚊(か)は人(ひと)の血(ち)を吸(す)います。

蚊 ( か )

Ryosuke Yagi(2019) , 蚊 Mosquito , CC BY2.0

ホタルです。ホタルは川(かわ)や田(た)んぼにいます。ホタルは夜(よる)におしりが光(ひか)ります。

ホタル

@yb_woodstock(2012) , 蛍 , CC BY-SA2.0

秋 ( あき )

リーン、リーン。これは、なんの音(おと)？

鈴虫(すずむし)です。鈴虫(すずむし)は羽(はね)で音(おと)を出(だ)します。いい音(おと)です。

鈴虫(すずむし)

バッタは草(くさ)の中(なか)にいます。長(なが)い後(うし)ろ足(あし)と羽(はね)で、遠(とお)くまでジャンプします。

トノサマバッタ

トンボは4枚(まい)の羽根(はね)で飛(と)びます。これはアキアカネ（赤(あか)トンボ）です。アキアカネは小(ちい)さくて、体(からだ)が赤(あか)いです。

アキアカネ

Toru Watanabe(2011) , Dragonfly (Akiakane) , CC BY2.0

冬 ( ふゆ )

これは雪(ゆき)虫(むし)です。この虫(むし)が飛(と)ぶと、そのあと雪(ゆき)が降(ふ)ります。白(しろ)くて形(かたち)も雪(ゆき)みたいです。

雪虫(ゆきむし)

栃内新（2010） , Prociphilus oriens , CC BY-SA3.0

これはカマキリの巣(す)です。この中(なか)にはカマキリの卵(たまご)がたくさん入(はい)っています。春(はる)に赤(あか)ちゃんが出(で)てきます。

カマキリの巣(す

これも巣(す)ですか？　いいえ、これはサナギです。春(はる)にサナギからチョウが出(で)てきます。

チョウのサナギ

わあ、アゲハチョウ！　黄(き)色(いろ)と黒(くろ)の羽(はね)がとってもすてき！

アゲハチョウ

Greg Peterson(2017) , Asian Swallowtail Butterfly アゲハチョウ , CC BY-SA3.0

また春(はる)が来(き)ました。

文：遠藤和彦

写真：フォトAC／Flickr／Piqsels／Pixabay

効果音素材：ポケットサウンド – https://pocket-se.info/

(2021.7.26)