「浦添ようどれ」は、「浦添城」と呼ばれるお城の中にあります。13世紀に英祖王という王様がつくったものだと言われています。17世紀になって、尚寧王という王様が改修し、自分のお墓にしました。人気のある場所ですが、私が行ったときは、とても空いていて、見学者は私たち家族だけでした。青い空の下、静かでおだやかな時間を感じることができました。「ようどれ」とは、沖縄の言葉で、「夕なぎ」を意味しているのだそうです。「夕なぎ」は、夕方、海からの風が陸の風に交替するときに、風がない状態になることを指します。お墓がそれほど静かということでしょう。